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コラム

私たちが持っているもう一つの選挙権(投票権):それがエシカル消費

■ エシカル消費(倫理的消費)とは

私たちは実は、選挙権以外に、使おうと思えばいつでも使える、毎日のように使えるもう一つの選挙権(投票権)を持っているに等しい、と考えています。
それが、2021年5月19日に投稿した記事『エシカル消費(倫理的消費):日常の生活で消費を通じて社会貢献ができる!』で紹介した、エシカル消費(倫理的消費)です。

消費者庁のホームページに記載されているエシカル消費の定義「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」は少し難しい説明ですよね。その点、一般社団法人エシカル協会 代表理事の末吉里花さんによると「『人と社会、地球環境、地域のことを考慮して作られたモノ』を購入・消費する」ことがエシカル消費だそうです。

エコ商品を選ぶ、フェアトレードで生産された商品を選ぶ、地産地消の観点から産品を選ぶ、被災地の産品を選ぶ、地元の商店で買い物をするetc.の積極的な選択だけでなく、労働搾取、環境破壊、ハラスメントetc.の問題ありのブラック又はグレーな企業のモノは買わないという消極的選択もできます。

■ エシカル消費(倫理的消費)の実践は難しいのでは?

いえ、大丈夫です。
買い物の100%をエシカル消費にしなくて全く問題なしです。

この記事を読んでくださっている皆さんはたぶん全員が、拝金主義には批判的ですよね。お金は大切で必要だけれども、お金がすべてじゃない、資産や所得の多寡を第一にして人間を評価するのは間違っている、とお考えですよね。
だったら、ご自分の家計のやりくり可能な範囲内では、エシカル消費として支出することができる金額が(少なくとも今現在そして当面は)たかがしれているとしても、無力感を抱くことは無用です。
たとえばのお話ですが、災害の被災地に寄附金をするケースで、①ブラック企業の経営者がアクドイ稼ぎ方で蓄財した中から百万円単位、千万円単位という多額の寄附を売名行為でするケースと、②まだ経済的に自立していない学生さんが自分の欲しいものを買うのを我慢してお小遣いの中から少額ながら寄附をするケース--どちらが人間として褒められた素晴らしい行為なのかは、言うまでもありませんよね。

人それぞれ、今現在の家計状況、お住まいの買い物環境の充実度合いなどが千差万別、違っています。ご自分なりにテーマ、ジャンルを絞って、家計の許容範囲内で無理せずに、たとえごく少額であってもエシカル消費に充てる--ただそれだけでいいのです!お一人お一人が今できる範囲内でとにかく始めてみる、そして続けていくことです。

■ エシカル消費:選挙権がまだない子どもでも行使できる清き一票の投票

数年に一回の頻度でしか行使する機会のない国政選挙、地方選挙の投票権に比べれば、エシカル消費という投票権は、ご自身の家計にとっての許容範囲内で、日常生活の買い物を通して、好きな時に好きなだけ何回でも行使することができます。
選挙権がまだない子どもでも、お小遣いの範囲内で行使できます。

「塵も積もれば山となる」--エシカル消費は、普通の人が誰でもできる、ささやかながら素敵な社会参加、社会貢献だと思います。

ABOUT ME
五条光来(ごじょう あきら)
令和2年の春、それまでの仕事の退職を機に、生まれ故郷(京都市)に隣接する某都市に居を構えました。今(注:令和3年4月)現在は、長引くコロナ禍で、巣ごもり的な生活を続けながら、<風の時代>の新しい生き方を模索しています。人生最期のときまで、自分を磨いて高めながら、何かのお役に立って生きていたい、と考えています。 映画『ちはやふる-結び-』(2018年)の中で周防名人が真島太一君に言ったセリフ「本当に強い人間は周りをこそ強くする…………………後進には希望を、相手には敬意を、仲間には勇気を。時間も空間も超えて永遠になる」 この名言に倣って、読むと希望や勇気がなにかしら湧いてくる、そんなブログを目指していきます。