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コラム

「風の時代」に生きるあなたが知っておくべき知識:神秘学と宗教の違い

■神秘学(神秘哲学)とは

皆さんは、神秘学(神秘哲学)というものをご存じですか?
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、
「オカルティズム(occultism)の日本語訳の一つ」「オカルト主義」
と説明されています。
残念ながらこれが世間一般の理解のようですが、「神秘学(神秘哲学)」は、英語で言えば「ミスティシズム」(mysticism)です。
言語学者・哲学者・東洋思想研究者・神秘主義哲学者として知られる 井筒 俊彦 氏(故人)の著作『神秘哲学』によれば、ソクラテス、プラトン、アリストテレスといった古代ギリシャの哲学者たちが研究し、当時の人たちに教えていたのが、まさに神秘学だったということです。

■神秘体験とは

『ウィキペディア』では、「神秘体験」とは、「超常現象など科学的には起こり得ない現象を体験すること」と説明されています。

バラ十字会日本本部AMORCのウェブサイトによれば、「神秘体験」について次のように説明されています。

古代からよく知られていたことなのですが、音楽に深く入り込んだり、特定の方法で集中や呼吸を行ったり、収穫祭などの儀式に参加し感謝の思いが特に高まったときに、人は日常とは異なる、忘我の意識状態を体験することがあります。
この体験は神秘体験と呼ばれています。

■宗教ではない神秘学と宗教との違い

宗教ではない神秘学では、個々人が神秘体験を経験して神秘学でいう「普遍的宇宙精神」から直接に知識(叡智)を得ることを奨励します。
一方、宗教では、その宗教の教祖の神秘体験のみが認められ、信者には教祖の神秘体験を肯定して信じることが要求されます。よって、信者は僧侶、神父のような聖職者を介してのみ人生の本質や真理を知ることができるということになります。

■宗教ではない神秘学と宗教神秘学や宗教との違い

神秘学でいう「普遍的宇宙精神」、スピリチュアル系でいう「宇宙意識」「超意識」、古くからの呼び名であれば「創造主」「神」を、宇宙の法則、宇宙の摂理、宇宙の性質であると考えるか、それとも人格を持つ存在であると考えるかの違いです。
神秘学では「宇宙は愛で満ちている」「愛は宇宙の性質である」と考えているのに対して、多くの宗教では人格をもった神が人間をはじめ生きとし生けるものを愛していると考えています。

ABOUT ME
五条光来(ごじょう あきら)
令和2年の春、それまでの仕事の退職を機に、生まれ故郷(京都市)に隣接する某都市に居を構えました。今(注:令和3年4月)現在は、長引くコロナ禍で、巣ごもり的な生活を続けながら、<風の時代>の新しい生き方を模索しています。人生最期のときまで、自分を磨いて高めながら、何かのお役に立って生きていたい、と考えています。 映画『ちはやふる-結び-』(2018年)の中で周防名人が真島太一君に言ったセリフ「本当に強い人間は周りをこそ強くする…………………後進には希望を、相手には敬意を、仲間には勇気を。時間も空間も超えて永遠になる」 この名言に倣って、読むと希望や勇気がなにかしら湧いてくる、そんなブログを目指していきます。